『これじゃあ御飯、
 不味くなっちゃうよ。』

『ただでさえ、不味いのにな。』

『ちょっテメェ、次の瞬間
 首なくして頭をとばして
 あげようか!?』

あ...やば。
全然、女のコっぽく
なかった……


──ちょっとだけでも
聖の眼には可愛く
うちりたいのに──


完璧なる乙女思考←








いつから...。
いつから...。



聖の眼には可愛くうつりたいって



思っていたんだろう──私。


あったときから??



私には解けない、
誰にも解けない、
わからない...。


あ、いけない...。
別世界にいくトコだった……




『ところで...。』


意外にも沈黙を破ったのは
晃人だった。