『柚子…大丈夫か??』

『ぅん..。麗人、大丈夫だよ。
 それより唇...。
 消毒しないとっ。』

『俺は大丈夫...。
 柚子…。確かアイツ。』


咄嗟に笑顔を取り繕う。


『大丈夫っ。』

だって、もぅ
麗人には心配かけたくないの。

そして...何処にも
いってもらいたくないから。

麗人が視界から消えたら
私……何もできなくなっちゃう。

麗人が今、隣にいることは
私にとって息をすることと
同じ位、普遍的で……
重要な事なんだ...。


『大丈夫、俺は消えない。』

ありがとう、麗人。


あと今はいないけど
私を支えてくれた、今も
支えてくれてる優。


感謝、してるよ………。


『ホント、ありがとう。』

『お前、
 顔ひきつってるけどな。』

『え………?』

『笑ってるつもり、
 なんだろーけど。
 全然、笑えてねぇ。
 嘘つけねぇんだよ、お前。』

ほ、ホメてるのかな………?


わぁー☆
麗人が私をホメて(?)いる。

凄いっ!どんな景色よりも
神秘的(?)でレア☆だ!!
↓↓↓
この表現って適切???
まぁいいっか♪(笑)



『麗人、あのね...。
 ソファに聖がいるから
 静かにしてあげてね………?』


嘘はつけないようなので。

本当の事
言ったの。私。←偉いでしょ♪


『……何もされてないな?』




あ。あのぉ...。
麗人様、ど、ど、ど、ドス黒い
雰囲気とゆーかオーラがっ。


『な、な、何かされる訳
 ないよっ!!!
 ………聖とか拓くんとか
 海斗くんとか隼人とかetc...の
 皆様に私ナドが相手を
 される訳が
 ありますでしょうか……?』