『隼人、影、薄すぎるぞ?』

『影、ある。』

『いや、そーゆー意味じゃ。。』

『それよりもっ。』

『ぐはっ。』

『お前なぁ、あらわれかた。。』

『柚子ちゃん、死にそーだよ?』

『あぁ、俺もそれをいいに。』

『そーなのか??』

『気づいていなかったのは
 兄貴だけだぞ??』

『そーか。』

『何、ガッカリしてるんだ?聖』

『ヤキモチってヤツだよ、
 はーちゃん。。』

『ヤキモチか、そうだな。
 あと、はーちゃんって
 言うのヤメロ。拓。。』

『や、ヤキモチじゃねーよ!』

『その話題、遅いよ、兄貴。』

『あ。倒れる...。』

『なっ…………??』

『嘘だよー。はーちゃんも
 腕あげたねぇ...って
 マジで倒れそーだよ?!
 どーすんの?????』

────聖は走り出していた。

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