教室バロック
















  「 ―― よう 」







雪とさして、変わらない白が
オレの声にゆっくりと振り向き




「 おおお!! クウヤだあ! 」




そういって
雪の花を飾った、桜の木の下



いっぱいに拡げた小さな手の平を、
思いきり振りながら

碧い瞳が、嬉しそうに笑う