―――――――――クラスのドアを開けた。

「!!」

真弓の周りに机はなく、ごみが散らばっていた。
真弓の机には落書き…
私は、真弓に近づこうとする。
だけど、由梨ちゃんに止められてしまった。

「苗…あんたもいじめられたいの…?」
「…!!」


私はどうすればいいの――?


「…ごめん、真弓…」

私は小声でそう言って、

「私も一員になる…」

いじめる側の一員になったのだった…。