さよなら。愛しき人

「龍星。鼻と耳赤いよ?わたしの事大事にしてくれるのもいいけど、自分の心配もしてよね?」


龍星は、わたしの手を取り、自分のポケットに入れて歩き出す。


「ここ座ろーぜ。寒いから、早めに帰ろう^^」


1時間くらい待ってたんだから、龍星も限界だろう。


「じゃぁ、早めにね。龍星も限界でしょう?」



龍星のことが心配でもある。


それと___


これから聞く内容が怖かったりもしたんだ。


わたしは…まだ弱い虫……。