「あ、はい。母から聞いてます・・・・・・」 (死ぬほど嫌だけど) しかもこの胡散臭い笑い方キライ・・・・・・。 優しそうだけどね・・・・・・。 「ならよかった」 「ここじゃなんですし、どうぞ」 なるべく男の人(片桐さんというらしい)に近づかぬよう 歩き始めた。 怖くて足の震えが止まらない。 「おじゃまします」 片桐さんは礼儀正しく靴を脱いだ。 「おじゃまーします」 突如聞こえた第2の男の声。 は?