全くおもしろくない・・・・・・。


苦笑いを浮かべていると、鈴子がちょん、と肩に触れた。。




「環南。今日の昼なんだけど・・・・・・」


鈴子がそういうと集まってた女の子たちが
『なんだーその話かぁ~』 とバラバラに散っていった。



「昼!!!」





奏斗さんにお弁当渡さなきゃいけないんだった!





「びっくりした・・・・・・。いきなり何?」



本当にびっくりしたようで、鈴子が目を見開いている。



「あのね、イキナリで悪いんだけど・・・・・・。

3年生の、片桐って知ってる??」



私がマジメに問いかけると、うん、と鈴子がうなずく。




「っていうかむしろ、知らない人いないんじゃないの?」