「じゃあ、よろしく」 その言葉を聞き、 私はリビングの奏斗さんに1番遠い椅子に座った。 「環南、来て」 「はい?」 突然名前を呼ばれ、裏返った声で返してしまった。 瞬時に頭を働かせて 「嫌ですよ」 そう言い返す。 「まぁまぁ」 まぁまぁ、じゃねぇよッ! 男に近寄りたくないんだって!!! さっき言ったじゃん・・・・・・! 「ありえないから」 「これも訓練だって」 「そんな訓練ないと思いますけど」 「いいから、今日だけ」 ため息をついてソファの端っこに座る。