「琉弥様どうなさったんですか?」

あたしのでかい声に気付いたのか
声をかけてきた

「舞綾が、呼んでも返事がなくて…」

「あら、」とクスッと笑うメイドさん

「??」
あたしはなんで笑ってるのかわからなかった

「琉弥様気づいてないのですね?」

「なにが?」

「後ろにいますよ、お嬢様」