不思議・・・慶悟の言葉で不安がどんどん消えていく・・・。





「ん・・・ありがと・・・。 それじゃあ、行くね」





「おぅ、またな」





あたしは手を振って、家を後にした。








慶悟の家から歩いて10分くらいのところにあたしの家がある。





あれから3日。





お母さんは、どんな表情でいるんだろう。





あたしは、どんな表情で帰ったらいいんだろう。





気づけば、家の前に立っていた。





目の前にはインターホン。





何度も押そうと試みるも、なかなか押せない。