「その顔・・・マジウケるんだけど?」





慶悟はケラケラ笑ってる。





だって・・・分かんないんだもん。





「へぇ、分かんねぇんだ」





何、コイツ。





自分は分かってるからって、挑発してんの!?





「あ、もしかして分かるの?すごぉい、智夏ちゃ~ん」





ほんっとウザいって、マジで!!





あまりにムカつきすぎてもう1度、ベッドにもぐる。





そしたら・・・。





〝・・・教えてほしい?〟





耳元でささやかれた。