「な、なに!?!?」


「いやぁ~、反応が新鮮だなぁ~っと思って」



慶悟・・・あたしで遊んでるじゃん!!!


めっちゃ恥ずかしいのに・・・


今もう沸騰しそうだし・・・


いわゆる、ゆでだこ状態ってやつ。



「智夏、顔あげて」


「い、いやっ」


「こっち向けよ」



慶悟はそう言って、あたしのあごをくいっとあげた。


そして・・・



「っん・・・」



自分が発したとは思えないほど、甘い声が出る。



唇が離れ、そしてあっちが極上の笑顔で一言。



「智夏ちゃん、かわい~」




とっ、溶けるー・・・