「・・・ん・・・朝・・・??」



あたしは、うっすら目を開ける。



視界がはっきりしてきた頃、あたしは心臓が飛び出るほど驚いた。



め、目の前に・・・慶悟が・・・



そ、そりゃそうだよね・・・一緒に寝たんだもんね・・・



寝た・・・あ!!!


あたしは新たなことに気づく・・・



あたしたち昨日・・・



昨日のことを思い出して、一気に紅潮する。



しばらくして、慶悟ものそのそと起きてきた。




「・・・んぁ・・・智夏・・・・・はよ・・・」


「おっ、おはっ、おはよっっ!!!」




ちょっと前まで普通に接してたのに・・・



これじゃあ、嫌われる!!!



「智夏・・・もしかして、昨日のアレ、思い出しちゃった??」



な、な、なぬ!?!?


なぜ分かる!?!?



「何も言わねぇっつーことは、図星なんだ・・・へぇ~・・・」



若干Sっ気がある慶悟は、どんどん詰め寄ってくる。