今日もアオゾラ、お元気ですか?

あたしたちの前を、光ってる車が通りすぎていく。



その後からこの遊園地のキャラクターとスタッフが踊りながら続いている。




にしてもよくあんなの踊れるよなぁ。



あんなに動きにくそうな格好をしてるのに。



「ねっ」



バチッ・・・



また目が合った。



慶悟の瞳は澄んでいて、吸い込まれるような感覚に陥る。



「な、なに?」



あたしが聞くと、



「別に?」



と笑って目線をそらした。



そんなこと言われたら、気になるじゃん・・・