「瑠華ぁぁああああああっ!お茶を持って来なさぁああぃっ!」

「ハイハイ、もってきてやりますよ。澪お嬢様ぁ!」

「その態度は何なのよ!」 

「うっせーな・・。ガキのくせしてよぉ。」

「なっ!」

そうやっていっつもアタシを子供扱いして・・。二歳しか離れてないのに!もぅあたしだって14才なんだからねっと櫻井澪(♀)は心の中で葛藤してた。


「・・・。お茶もってきました澪お嬢様。」

「ありがと・・。」

アタシは櫻井澪。自分で言うのもなんだけどはっきりいってセレブに近い人間。んまぁ大富豪だった。けど一昨年両親を亡くし祖父母もいなかった。櫻井一族に引き取ってもらおうとしたが事情があり全員だめだった。アタシは一人ぼっちになった。けどそんなアタシには執事ができた。それが・・・。

「お茶さめますよー。お子ちゃまお嬢様ー」

・・・。そういっつも子供扱いしてくる桐谷瑠華(一応男)だ。元々幼なじみで家が近かった。んで両親が亡くなった時、ちょうどバイト探してたからおじさまが頼んでそして執事になった。んまはっきり言って執事としてはうざいけどね♥←

「お子ちゃまお子ちゃまうるっさい!」

「ははっムキになってる♪」

「ったくーもぅ知らないッ」

「んえっ?悪りぃごめんな!」

「・・・今回は許してあげる」
んまぁいつもこんな感じのやり取り。

あっちはただの幼なじみしか思ってない。

ケドアタシは違う。・・・。あいつのコト好きなんだよねー。

けど瑠華には彼女が居る。だからこの恋は叶わない