「ねぇ、恋嘩ちゃん。学校、行ってみたいと思わない?」







「え?」






優の言葉に雑誌を読んでいた手を止めて顔をあげる。










「もし恋嘩ちゃんが行きたいならなんだけど。」









学校かぁ。1年半も行ってないなぁ。







行けるんだったら行きたいな。