3ヵ月

同じ団地の上級生と並んで通学路を歩いて登校する。           

歩きながら一ちゃんは一人で ぶつぶつ呟いている。
私は特に関心せずその様子を見ていた。


「あっ!もう明日から朝、舞ちゃん家行かないから」
口を尖らせほっぺたふくらませながら突然言い出した。