私達はまだブランコをこぎ続けていた。
夕陽が沈み始めた。
そろそろ本当に行ってしまうと実感し始めたので、今まで思ってた事を聞いた。
「一ちゃんてさ、あたしの事どう思ってるの?」
こんなこと聞くのはこっちに好意があるから聞くことなのに、そんな変な質問に答えてくれた。
「好きだよ。」
この後の言葉は覚えていなかった。ただ、その言葉が聞きたかったのは確かかもしれない。
友達としてか女の子としてか、本当か嘘か、ホントのとこは分からないけど、例え嘘でも嬉しかった。
どのくらいの時が過ぎたのかは分からなかったけど、空を見れば明るさはなくなっていた。
一ちゃんはブランコを降りた。だから私も降りた。
夕陽が沈み始めた。
そろそろ本当に行ってしまうと実感し始めたので、今まで思ってた事を聞いた。
「一ちゃんてさ、あたしの事どう思ってるの?」
こんなこと聞くのはこっちに好意があるから聞くことなのに、そんな変な質問に答えてくれた。
「好きだよ。」
この後の言葉は覚えていなかった。ただ、その言葉が聞きたかったのは確かかもしれない。
友達としてか女の子としてか、本当か嘘か、ホントのとこは分からないけど、例え嘘でも嬉しかった。
どのくらいの時が過ぎたのかは分からなかったけど、空を見れば明るさはなくなっていた。
一ちゃんはブランコを降りた。だから私も降りた。
