3ヵ月

みんなは一ちゃんにバイバイをし、一ちゃんもバイバイをして別れた。
その帰り道、歩きながら思いで話で話が膨らんだ。この時間のままであってほしいと思った。きっとみんなそう思ったと思うんだ。けど、当然無理で家まで辿り着いてしまった。
家に着いたらもう行ってしまうと聞いてたから今しかないと思って少し時間をもらった。

近くの公園のベンチに二人並んで座った。
「よく遊んだよね。この公園で。」
「そうだね」話し始めた。
でも私は落ち着かずブランコに乗った。そしたら一ちゃんも乗ってきて、また話し始めた。
「また、会えるよね?」そう聞くと、
「また会えるんじゃん。」と。
「何でそんなこと聞くの?」
「ううん、別に。」