3ヵ月

その頃一ちゃん家では― 「そろそろ荷物まとめないとね。」
可愛らしくおっとりした人柄のママが一ちゃんのパパに話していた。
「そうだな。俺のせいで迷惑かけて悪いな。」
「大丈夫よ。」
「心配すんなよ!」
大人びてる一ちゃんの言葉。
そんな一ちゃんに
「一はいい子だな。」
パパはそう言って一を抱きしめ髪をクシャクシャした。

愛情に満ち溢れている家族。