恋色☆パズル



悠「ん…」


志「大丈夫か?」


朝「少しは楽になったか?
いきなり真っ青な顔で震えて意識飛ぶからびっくりしたわ。
もう大丈夫なんか?」


雅「ユーキ?
大丈夫?もう平気?
震え止まった?」


直、賢「大丈夫か?」



臣「悠稀のミルクティー冷えてるから飲めるなら飲んどけよ。」


悠「あり…がとう…」



志「少し落ち着いたか?」


それぞれがあたしを心配して話かけてくれる。
今までなかったから嬉しかった…。


悠「どうして…そんなに優しく…してくれるの…?そんな資格ないのに…。」


朝「悠は俺らの仲間やんか。友達やん。心配して当たり前やろ(笑)」


初めて言われた


〃仲間〃


今まで言って欲しかった


〃友達〃


あたしの欲しかった言葉を彼らは、真剣に冗談抜きでくれた。


彼らなら


受け止めてくれるかもしれない…


あたしが背負う恐怖を…


だからと言って、簡単に話して信じてくれるだろうか…


そんな不安を抱いたまま、みんなの顔を見ることが出来ない



志「俺らを信じろ。とは言わねー。
でもお前が背負う恐怖を全部吐き出して楽になれ。
泣きたければ泣けばいい。
話したくなけりゃ話出来る範囲でいい。
もう悩ん辛いなら、俺らが聞いてやるから。」


臣「悠稀。どんな内容でもお前から離れねーし仲間なのは変わらねーよ。なっ(笑)」


…………………話そう。辛くて笑えなくて、怯える毎日の自分から逃げてた…。
彼らならきっと大丈夫…。
受け止めてくれるかもしれない…


あたしを仲間だと


友達だと


家族だと


言ってくれる彼らなら大丈夫…。


悠「話…最後まで聞いて…くれる?」


そういうと、彼らは笑って…




















「当たり前だ(笑)」


と優しく笑ってみんながあたしの頭を撫でてくれた…。