悠「ん…」
志「大丈夫か?」
朝「少しは楽になったか?
いきなり真っ青な顔で震えて意識飛ぶからびっくりしたわ。
もう大丈夫なんか?」
雅「ユーキ?
大丈夫?もう平気?
震え止まった?」
直、賢「大丈夫か?」
臣「悠稀のミルクティー冷えてるから飲めるなら飲んどけよ。」
悠「あり…がとう…」
志「少し落ち着いたか?」
それぞれがあたしを心配して話かけてくれる。
今までなかったから嬉しかった…。
悠「どうして…そんなに優しく…してくれるの…?そんな資格ないのに…。」
朝「悠は俺らの仲間やんか。友達やん。心配して当たり前やろ(笑)」
初めて言われた
〃仲間〃
今まで言って欲しかった
〃友達〃
あたしの欲しかった言葉を彼らは、真剣に冗談抜きでくれた。
彼らなら
受け止めてくれるかもしれない…
あたしが背負う恐怖を…
だからと言って、簡単に話して信じてくれるだろうか…
そんな不安を抱いたまま、みんなの顔を見ることが出来ない
志「俺らを信じろ。とは言わねー。
でもお前が背負う恐怖を全部吐き出して楽になれ。
泣きたければ泣けばいい。
話したくなけりゃ話出来る範囲でいい。
もう悩ん辛いなら、俺らが聞いてやるから。」
臣「悠稀。どんな内容でもお前から離れねーし仲間なのは変わらねーよ。なっ(笑)」
…………………話そう。辛くて笑えなくて、怯える毎日の自分から逃げてた…。
彼らならきっと大丈夫…。
受け止めてくれるかもしれない…
あたしを仲間だと
友達だと
家族だと
言ってくれる彼らなら大丈夫…。
悠「話…最後まで聞いて…くれる?」
そういうと、彼らは笑って…
「当たり前だ(笑)」
と優しく笑ってみんながあたしの頭を撫でてくれた…。