【屋上にて】


悠「!!なっ…何…これ…!?」


あたしが屋上でみたものは…


遊園地や公園などに設置してあるような、丸くて白い4人がけのテーブルとイスが2つありその中央には、おっきなパラソルが立てられていた。


昨日の時点(前日の昼休み)では机もイスもなかった(いなかった)のに、昨日まで人なんてあたしたち8人しかいなかったのに、今日に限っていっぱい居た…。



悠「いきなり…こんな事に…?」


まさか…こいつ等がした訳じゃないよね…?


雅「悠稀腹減ったってばぁ。」


悠「…へ?…あぁ。ごめん。
赤が賢也、黄色と黒のボーダーが直人、黄色が雅志、茶色が広明、薄い水色と青の水玉が朝貴、白と黒のボーダーが臣吾で白の巾着でみんなより小さいのがあたしで黒が志輝のお弁当だから。自分で取ってね。」


説明して順番に取り、やく一名は自分で取らないため、あたしから直接渡す。
席は必ずあたしの右側は志輝が座り、左側に臣吾が座る。



3週間程前の最初の5日ぐらい、座る位置のことでこの左右のみが強制決定だったみたいでブーブー文句言っていたがどうやら自分たちでくじ引きしたら文句はナシと条件付きで決め、今では言わなくなった…。