面会当日―
カウンセラーが迎えにきて一緒にセンターへと向かった
顔を見るなり「顔色が悪い」だとか「ちゃんと寝てるの?」「家に帰ってる?」と言われて
私のイライラはピークになっていった

今は、そんなことどうでもいい

どこを見るわけでもなく外に視線をうつした
カウンセラーは、私が聞いていないと思ったのか答える気がないと思ったのか、話すのをやめた

センターに着くと、今日の条件をもう一度確認されて中にはいる
金属を持ち込んでいないか検査をされてからやっと、亜美たちがいるフロアへと移動した