中に入ればたくさんの人。
とにかく人、人、人。
独特な雰囲気にのまれそうになりながら、亜美とはぐれないように注意深く歩いた。

音楽、話し声、叫び声、笑い声…
いろんな音のなかに私はいる
キモチワルイ…
今まで、感じたことがないくらいの音たちに、私は泣きそうになりながら必死に偽の笑顔を作りごまかした。