受付では、そのまま大学病院に行き検査をするように教えてもらって、亜美と別れて病院へと向かった。
心配そうにしていたけど、詳しい検査となれば長い時間かかるし、検査入院になることだってある。
亜美の生活もあるのに、私のお世話に付き合わせてしまうのが申し訳なくなった。



病院に着くとすぐに、検査を始められた。
血液検査で、白血球、ヘモグロビン、血小板などが大幅に減少していることが分かっていて、すぐにマルクと呼ばれる検査を受けることになった。
麻酔をするとはいえ、このマルクと呼ばれる検査は、私にとって大の苦手だった。
でも、そんなことを言っていられるほど、状態はよくなかった。



検査の結果がでるのは1週間後。
私の身体に何がおきているんだろう。



※マルク
骨髄穿刺のこと。骨髄を吸引し、詳しく検査するころが出来る。