とりあえず、健さんの家に帰って、病院に電話を入れる。
時間が遅いこともあって、今日はもう当直の先生しかいないといわれる。
当直の先生は、整形外科の先生で、病院に行ってもまた翌日詳しい検査をといわれるだろうということで、その日は、そのまま、病院にいかず家で休んだ。

薬を飲んで、ベットに横になっていても、ずっと気分が良くならない。

無理しすぎたのかな…。

健さんが帰ってきて、亜美が心配そうに私の状態を話す。
2人とも心配そうな顔をして、私の顔を見る。
きつかったけど、心配している2人を見るのも辛くて、作り笑いで「大丈夫だから」と答える。

そのまま亜美に泊ってもらって、翌日の病院に付き添ってもらうことにした。