いつからだろう死にたいと思い始めたのは。
いつからだろう死ぬことが怖くなったのは。
いつからだろう生きることが難しいと思い始めたのは。
いつからだとう生きることが怖くなったのは。

通院しながら、対処療法を続ける日々。
何度も薬が変えられた。
何か変化があるたびに検査を受けて、その結果次第で一喜一憂した。

普段通りの生活をしていても、身体は疲れやすく、免疫力は低下してく。
具合が悪くなるたびに健さんは、私に入院を勧めてくる。
心配なんだろうけど、私にとって今の状態での入院は絶対に嫌だった。

入院したまま、もう二度と外の世界に出られないかもしれないと感じたからだ。
どうせ死ぬなら、外の世界で死にたい。
そう思っていたから、どうしても入院だけはさけたかった。