ボロボロ…。
身体と顔は、私の血と客の精液で汚れてる。
おまけに中出しされて、妊娠だってしてるかもしれない。
全身が痛い。押さえられた場所はうっ血して汚い。
もう、ゴミみたい。

女じゃなくてゴミ…―

なんで、誰も助けにきてくれなかったの…。
従業員にあたりちらしても、気づかなかったの一点張り。
部屋に店長が入ってきた。
お前も私を犯すのか…?

「ツバサ~大変だったな」
「大変だったじゃないでしょ。あの男どうにかしてよ」
「それはできんなぁ~」
「は?意味分かんない。それがあんたらの仕事でしょ」
「誰に口きいてんだよ?」
「お前だよ!お前!!!!女が居なかったら稼ぎもできないくせに!!!!死ね!今すぐ死んでしまえ!!!!」

皆、死んでしまえ。
私を汚したやつらは死んでしまえばいい。
ここからでたら、一人一人殺してやる!!!!

「客はなぁ。お前に暴力振るわれたって言ってんだよ?客に怪我させたら、店の評判が落ちるだろうが。お前が責任とれよ」
「責任?笑わせんな!!お前らのせいだろうが」
「ま、借金だけ返してくれたらいいから。500万。ちゃんと返済しねぇと、どうなるか分かってんだろ?
「は?なんで増えてるわけ意味わかんない」
「頭悪い奴だな。客に怪我させただろうが、その分だよ」
「意味分かんない。絶対払わないから」
「いいよ払わなくて。お前の身体に払わせるから」

今の私は、何の力もない。
こいつらのいいなり。
もういっそ殺してくれたらいいのに…