そのまま、健さんが仕事に行くのを見送って、友達に結果報告と感謝のメールを送った。
友達のあの一言がなかったら、きっと逃げ続けていたから。
深い深い眠りにつく。
起きた時には、もっともっと、私の中が整理されていることを信じて。
「美沙。美沙?」
誰かが私の名前を呼んでる。
姉さん?健さん?
目を開けると、目が痛くなるくらい真っ白な光が目に入った。
「…。痛い」
「どこが痛いの?」
嗚呼、健さんだ。
そうだ。私は健さんの家で眠ってたんだ。
「おかえりなさい」
「起きてよかった。ずっと目を覚まさないかと思った」
「ごめん…。早かったね。今何時?」
「もう夜の11時ちかくだよ」
「え?私そんなに寝てたの?」
朝眠ってから、ずっと目を覚まさなかったなんて、よっぽど身体に無理がきてたんだろうな…。
身体も、心も。普通になればいいのにな。
友達のあの一言がなかったら、きっと逃げ続けていたから。
深い深い眠りにつく。
起きた時には、もっともっと、私の中が整理されていることを信じて。
「美沙。美沙?」
誰かが私の名前を呼んでる。
姉さん?健さん?
目を開けると、目が痛くなるくらい真っ白な光が目に入った。
「…。痛い」
「どこが痛いの?」
嗚呼、健さんだ。
そうだ。私は健さんの家で眠ってたんだ。
「おかえりなさい」
「起きてよかった。ずっと目を覚まさないかと思った」
「ごめん…。早かったね。今何時?」
「もう夜の11時ちかくだよ」
「え?私そんなに寝てたの?」
朝眠ってから、ずっと目を覚まさなかったなんて、よっぽど身体に無理がきてたんだろうな…。
身体も、心も。普通になればいいのにな。


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