【実話】キズナ〜未来へ〜

健さんに一方的に、感情をぶつけることも多くなった。
姉さんのことで、私のことで。
死にたかった、殺してほしかった。
愛した人と幸せになることが出来ないのなら、いっそ、その手で殺してよ。
私が息絶える瞬間まで、しっかりと目に焼き付けて。
そうすれば、私の事忘れないでしょ?

何度、殺してと泣いて頼んだだろう。
何度、死にたいと泣きついただろう。

それが、どれだけ相手に辛いことかも知らずに、私の中では、この時が延々と続くような気がした。
抜け出せない心の闇に、何もかもを食らい尽くされて。