【実話】キズナ〜未来へ〜

ミサは、いつものように、客のところにいくと、アブノーマルなプレイの為、拘束され口をふさがれた。
客は、ミサに対して自分の快楽の為にありとあらゆることをしてくる。
動けないミサは、身体に与えられる痛みや屈辱に、ただ耐えるしかなくて、「やめて」とは一度も言えなかったらしい。
ミサの中で、ゴムもつけずに果てた客は、そのままカメラを手にとって、何枚もの写真を撮られる。
おまけに、ミサをそのままの姿で置き去りにして、料金も払わずに出ていってしまった。
携帯を近くにおいていたおかげで、なんとか事務所に電話をかけ、助けを呼ぶことに成功した。
その時は、まだ、雇い主が相手に復讐してくれると信じて、客のことをざまあみろとおもっていたらしい。
ミサは、そのまま事務所に連れていかれ、相手の特徴等を聞かれる。
全て聞き終わって、雇い主が、ミサに代金を渡すように言うけど、お金をもらっていないミサは、ありのままをつたえる。
とたんに、今までと顔色を変え、雇い主は、ミサを殴り飛ばして、罵倒しながら蹴り続けた。
泣きながら謝るミサを延々と―
それでも許してもらえなくて、罰金までつけられそのままミサは返された。
逃げようかとも思ったけど、逃げればどんなことが待ってるか想像がついて、まっすぐ家に帰ってきた…―

その話を聞いて、その件に関わる全ての人間に殺意が湧いた。
私たちは、女は、ただの道具じゃない。人間なんだ。
感情だって、痛みだってあるんだ。
それを、ただの道具みたいに、ボロボロになるまで扱うなんて…。

許せない。