部屋にもどる途中、大丈夫?薬飲む?とか、聞かれたけど、さっきまでごちゃごちゃしていた、頭の中は、妙にスッキリしていて、どうしてあんなことを言ってしまったんだろうとかの罪悪感とか、気持ち悪さとかは全くなかった。

ただ、自分が自分を否定したのには、少し驚いた。
否定されるのは、なにより嫌いなのに、どうして自分でしてしまったのか。
それは分からないけど、その時は、過去がダメなら未来を変えてしまえばいいと、心から思った。

生活に変化をつける。
それを、未来を変えるひとつのきっかけにする。
誰に相談するわけでもなく、勝手に決めた。
これからどんなふうに、私という人間は変わって生きていくんだろうか。
そう思うとわくわくした。