その日、懐かしい夢を見た。
懐かしくて、嫌な夢を。
小学校の嫌な思い出の夢を。
目の前で泣く女の子を私は、ずっと汚い言葉で怒鳴り続けて。
周りの生徒は、囲んで、私に汚い言葉を吐きかける。
それを見た先生に、私だけ呼ばれて
「なぜあんなことを言うの?」
と、聞かれる。私は、なんでこの人は、こんなバカなことをいうんだと不思議に思いながら当たり前のように
「先に、言ったのはあっち。言い返しただけ。泣く方が悪い」
そう答える。先生は呆れたため息をひとつ吐いていう。
「美沙ちゃんは、自分が悪いことをしたら、怒られない為に人のせいにするのね」
そういって、教室に鍵をかけて出ていってしまう。
普段道具置き場に使われてる教室は、小さな私にとっては、とても大きく感じ、閉じ込められたというショックからか、ほこりっぽい教室のせいか、息をするたびに苦しくなる。
息が詰まって、このまま息が出来なくなって私は死んでしまうんだろうかと、幼いながら思った。
そう思うと悲しくて怖くて涙が止まらなくて、泣きじゃくる。
そこで、夢から覚めた。
バッと起き上がって頬を触ると、涙を流した跡がある。
夢の中でも、現実でも、私は泣いていた。
嫌な夢…。どうして今さら…。
学校について考えたりしたからだろうか。
それとも、何かの暗示なんだろうか。
まだ暗い外を見て、今度はもっと深い眠りにつけるように、眠ること集中した。
懐かしくて、嫌な夢を。
小学校の嫌な思い出の夢を。
目の前で泣く女の子を私は、ずっと汚い言葉で怒鳴り続けて。
周りの生徒は、囲んで、私に汚い言葉を吐きかける。
それを見た先生に、私だけ呼ばれて
「なぜあんなことを言うの?」
と、聞かれる。私は、なんでこの人は、こんなバカなことをいうんだと不思議に思いながら当たり前のように
「先に、言ったのはあっち。言い返しただけ。泣く方が悪い」
そう答える。先生は呆れたため息をひとつ吐いていう。
「美沙ちゃんは、自分が悪いことをしたら、怒られない為に人のせいにするのね」
そういって、教室に鍵をかけて出ていってしまう。
普段道具置き場に使われてる教室は、小さな私にとっては、とても大きく感じ、閉じ込められたというショックからか、ほこりっぽい教室のせいか、息をするたびに苦しくなる。
息が詰まって、このまま息が出来なくなって私は死んでしまうんだろうかと、幼いながら思った。
そう思うと悲しくて怖くて涙が止まらなくて、泣きじゃくる。
そこで、夢から覚めた。
バッと起き上がって頬を触ると、涙を流した跡がある。
夢の中でも、現実でも、私は泣いていた。
嫌な夢…。どうして今さら…。
学校について考えたりしたからだろうか。
それとも、何かの暗示なんだろうか。
まだ暗い外を見て、今度はもっと深い眠りにつけるように、眠ること集中した。


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