【実話】キズナ〜未来へ〜

目が覚めたら、何もなかったはずの自分の部屋で布団の上に寝かされてた。
自分で歩いてきたのか、誰かが移動させてくれたのか、覚えてない。
というか、考えるだけの思考力がまったくない。
あるのは眠気だけ。深く深く眠りにつきたい。
もうこのまま、目が覚めなくても、いいや。

姉に強制的に起こされ、何度か食事をとらされる。
このまま死なれたら処理に困る。
姉はそう言うけど、私にはどうでもいいことだった。

食事をとったおかげか、すこしずつ私は回復していった。