【実話】キズナ〜未来へ〜

いったいどれくらいの間、そうしてたんだろう。
肌は真っ赤になって、ところどころ出血したり、内出血してる。
汚い身体が更に汚く見えた。
姉が、お風呂場に入ってきて、無理矢理掴んで部屋に戻すまで、ずっと手を休めず洗い落とそうと必死になってた。

そんなことをしても、意味なんかないのに…

「健が心配してるから」

それだけ、言うと部屋のドアに外からカギをかけて出ていった。
ボロボロの携帯をひらくと、何件も着信とメールが入ってた。
血だらけで帰ってきた私のことを、姉が健さんにメールしたらしい。