【実話】キズナ〜未来へ〜

痛い…苦しい…泣きたい…泣き叫びたい…

胸がギュッと苦しくなって、息が苦しくなる。
大声で、泣き叫びたい。

それなのに、苦しさのほうが強くて声が出せなかった。
ガタガタと、身体が震えて止まらなかった。

お風呂場にいって、すぐにシャワーを浴びた。
冷たい水のまま、ごしごしと一心不乱に汚れを落とす。
真冬の冷たい水の温度も、感じないほどに、必死だった。
目に見える汚れが落ちても、手はとめなかった
違う、とめることが出来なかった。

見た目ではなくて、身体の深い深い奥の汚れが、とれなくて。
気持ち悪さ、嫌悪感、憎悪、恐怖感、よみがえる、その全てに飲み込まれて溺れ死んでしまいそう…