彼の家に帰れば「おかえり」と優しく出迎えてくれる。
住民票も置かせてくれたおかげで、コンビニでのアルバイトも始められた。
それでも、援交は、辞められなかった…

裕福な生活ではなかったけど、とても幸せな日々だった。

誰かと一緒にいられることが、こんなに幸せだったなんて、どうして今まで気付かなかったんだろう。
どうして、今まで分からなかったんだろう。

ずっとずっと、このままがいい。