高校に入学と同時に、お母さんの知り合いのお店で働くことになった。
朝から学校ぎりぎりまで働いて、学校が終わればぎりぎりまで部活をして、帰ってから、その日終わらせなきゃいけない家事をこなした。
睡眠時間は4時間あればいいほう。
休みの日も同じ。働いて家事。ただそれだけ。
お母さんの完全な操り人形。いい子を演じる操り人形。
すべてが監視されている毎日。
遊びにいきたくても、何かほしいものがあっても、何もできなかった。
お給料は、お母さんに直接渡されて、そのお金は私にはいることはない。
学校に必要なお金はくれるけど、必ず領収証などの渡した証拠を出さなきゃいけない。
口答えすれば学校にも行かせてくれないほど、束縛が厳しくなった。