そのトレーニングのおかげで、人格がかわってもなんとか生活が成り立つようにはなった。
それでも、不安定な精神での生活には代わりはない。
自傷や発作で病院に運ばれて、家族に連絡がいけば、いつも迷惑がられる。
本当は一番家族に助けてほしいのに。
家族が理解してくれたなら、どれだけ心強くて安心できるだろう。
母親が病院に来るはずもなく、姉が来るたびに嫌味を言われて、私たちは家族とよべるんだろうかと心から思った。
私自身が家族のに感じることといえば、不安や恐怖といったマイナスの感情でしかなかった。
いつか、テレビで見るような幸せな家族になれるのかな。