【実話】キズナ〜未来へ〜

学校に人が少しずつ、やってきた。
私を見る先生たちは、少し気まずそうにする。
無理もないよね。私、扱いにくい子だろうし。
でも、そんな風に扱われたって、利用して前に進まなきゃ。
こんなところで止まっていたら、永遠に美沙に会えないような気がするから―

いつになるか分からないけれど、美沙にあえた時。
笑われないように、ちゃんと私頑張るから。
それまで、どうか元気でいてね。美沙。