「でも、友達と遊んだりしたい…。ダメなら我慢するけど」
「いまの学校にも友達はいるでしょう?何でその子たちとは遊ばないの?ちゃんと言ってくれれば遊びに行ってもいいのよ?」
「友達はいるけど、もう学校にきてないみたい…。もしかしたら転校したかもしれない。先生たちは何も教えてくれないし、前に貰ってた連絡先とかもつながらないし…」
「その友達って、まさか美沙って子じゃないでしょうね?」
「え?お母さん美沙のこと知ってるの?」
しまったというような顔で、だけどお母さんの顔は険しかった。
美沙の話をしたとき、あの表情は見間違いじゃなかったんだ。
「だめよ。あの子は絶対だめ。もう会ったりしちゃだめよ」
「何で!?美沙は、大切な親友なんだよ?どうしてそんなこというの?」
「ダメ!!!!!あんなこダメに決まってるでしょう。ロクな子じゃないわ。先生方からちゃんと聞いてるんだから!二度と関わっちゃだめ!いい!?分かったなら、もう寝なさい。お母さん疲れてるんだから」
そう言い放つと、リビングからでて寝室へと行ってしまった。
美沙は大切な親友なのに。
ひどいよ…何も知らないのに……
「いまの学校にも友達はいるでしょう?何でその子たちとは遊ばないの?ちゃんと言ってくれれば遊びに行ってもいいのよ?」
「友達はいるけど、もう学校にきてないみたい…。もしかしたら転校したかもしれない。先生たちは何も教えてくれないし、前に貰ってた連絡先とかもつながらないし…」
「その友達って、まさか美沙って子じゃないでしょうね?」
「え?お母さん美沙のこと知ってるの?」
しまったというような顔で、だけどお母さんの顔は険しかった。
美沙の話をしたとき、あの表情は見間違いじゃなかったんだ。
「だめよ。あの子は絶対だめ。もう会ったりしちゃだめよ」
「何で!?美沙は、大切な親友なんだよ?どうしてそんなこというの?」
「ダメ!!!!!あんなこダメに決まってるでしょう。ロクな子じゃないわ。先生方からちゃんと聞いてるんだから!二度と関わっちゃだめ!いい!?分かったなら、もう寝なさい。お母さん疲れてるんだから」
そう言い放つと、リビングからでて寝室へと行ってしまった。
美沙は大切な親友なのに。
ひどいよ…何も知らないのに……


![[実話]16歳〜私の生きた道〜](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/365-124.png)
