その日の家事を全てすませて、帰りの遅いお母さんを待った。
「コラ亜美!ちゃんと布団で寝なきゃ風邪ひくでしょ」
「んっ……?」
目をあけるとお母さんの顔が数センチの距離にあった。
「わぁぁ!びっくりした」
「びっくりしたじゃないわよ~亜美にしては珍しくこんなところで寝ちゃってるんだもん、具合悪いのかと思ったわよ」
「ごめんなさい、お母さんに話したいことあって」
「何かあったの?お母さんになんでも話して」
「今度の休みにさ、Y町に行こうかと思ってるんだけど、お母さんその日は、仕事休みだったよね?」
「Y町?あんなところになにしにいくの?」
静かな、でもどこか怒っているような、お母さんのそんな声。
どうして?どうしてそんな言い方するの?
「コラ亜美!ちゃんと布団で寝なきゃ風邪ひくでしょ」
「んっ……?」
目をあけるとお母さんの顔が数センチの距離にあった。
「わぁぁ!びっくりした」
「びっくりしたじゃないわよ~亜美にしては珍しくこんなところで寝ちゃってるんだもん、具合悪いのかと思ったわよ」
「ごめんなさい、お母さんに話したいことあって」
「何かあったの?お母さんになんでも話して」
「今度の休みにさ、Y町に行こうかと思ってるんだけど、お母さんその日は、仕事休みだったよね?」
「Y町?あんなところになにしにいくの?」
静かな、でもどこか怒っているような、お母さんのそんな声。
どうして?どうしてそんな言い方するの?


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