そんな考えをかき消すように、必死になって証拠を探した。
私の名前がある何かさえあれば、私が本当に、ここに居た証拠になる。

ベットの下に隠すようにしてノートが2冊と私の名前が入った処方箋があった。
その処方箋を見る限り、今まで飲んでいた薬よりさらに量は増えている。
処方された日付を見ると2007年1月22日と書いてあった。
2007年?これまちがえじゃない?
だって、今年は2005年なのに…

あれ?亜美のあの事件があったあと、私はどこで何をしてた?
思い出せない…あの事件があったのは千秋が死んでから2週間後…9月中旬で、亜美と最後に会ったのが10月の17日。

そして目の前にある2007年1月22日の日付が入った処方箋。