家に帰ると、ドッと疲れが込み上げてきた。
制服のまま着替えもせずに眠りにつく。
ふと、手を握られたことを思い出して見てみると、なんだかまだあたたかいような気がして、にぎにぎと手の平を開いたり閉じたりした。