「タキちゃんは、寂しがりやだねぇ」




フフッと笑って頭をなでる



ボサボサにされてるけど嫌じゃなくて、寧ろ嬉しい






この関係が恋人に変化すればいいのに



・・・何度も何度も心で願った









「だから、俺の傍にいる?」






響くのは波の音



広がるのは幻想的な風景




でも、さっきと少し違うのは多分、いや絶対。





今の卓哉の台詞のせいだ、そう断言できる