「なぁ…春休みどっか行くか」 「えっ…」 すげぇ驚いてるし… そんな珍しいか…? なんかすごくわくわくしてる雰囲気の鈴華… 「おい、鈴華…行くの行かないの、どっち?」 少しだけ意地悪っぽく顔を近づけて言ってみた… だけど、真っ赤になりながらも頑張って 「…行くっ!行くに決まってんじゃんっ!」 そう言う鈴華に思わず笑みがこぼれた…