「左手は俺がもっと一人前になってから」 そんなのあたしは気にしないのに… 少し拗ねたあたしに気付いたのか、 「じゃあ今日だけ。 その代わり今日は鈴華独り占めだな」 少し意地悪く笑い 左手の薬指にはめ直してくれた…