そして…夢の中で。 「久しぶり、慎ちゃん。 未来の世界はどうだった??」 俺は17才のイブに出会った。 「はあ~。犯人はやっぱりお前か、イブ。」 「だって慎ちゃん、伊織さんを一人占めしたいってお願いしてたじゃない。」 そう言って。 イブはあの頃のように柔らかに笑う。 「ね?未来でも伊織さんは慎ちゃんの側にいてくれたでしょう?」 「…コブ付きだったけどね。」