「仁。高宮が一番喜ぶプレゼントは…お前だよ。」
そう言うと。
仁は驚いたように俺を見た。
「高宮にとって最高のプレゼントは…7年前にお前がこの世に生まれて。
7年間お前が高宮の側にいてくれて、元気で笑ってくれてたことだと思うぞ??」
俺は…、お前がお腹の中にいた時を知らないけど、想像はつくよ。
きっと高宮は毎日オマエに話しかけてた。
オマエが生まれて来る日を楽しみに、毎日毎日過ごしてた。
生まれてからも…同じだよ。
多分俺がヤキモチやくくらい。
高宮はオマエを愛して
宝物のように大事にしているよ。



